18ヶ国語を独学で学んだシュリーマン

シュリーマンといえばトロイの遺跡を発掘したので有名だが、語学の天才としてもその勉強法が話題にされる。
シュリーマンは幼少期に聞かされたギリシア神話に登場する伝説の都市トロイアが実在すると考え、実際にそれを発掘によって実在していたものと証明した人物だ。その調査のために現地の人とのコミュニケーションが必要だったのだろう。

その勉強法とは主に

  • 非常に多く音読すること
  • 決して翻訳しないこと
  • 常に興味ある対象について作文を書くこと
  • 作成した作文をネイティブによってチェックしてもらうこと

音読の効果は多くの人が認めている。口に出すということは道具を使ってみることと近いような気がする。ゴルフの素振りに似た行為なのではないか。作文を書く、というのも納得できる。読む、聞くのインプットだけではなく書くというアウトプットのは効果的だとはよく言われることだ。

ネイティブをうまく使う

しかし、私が最も注目する点はシュリーマンには「先生、教えて」という受身的態度が全く見受けられないことだ。
語学の習得にはネイティブの語感に学ぶことが不可欠だ。シュリーマンは発掘調査に必要な地に行って情報を得るためそこの言語を、大量の音読とアストプットをして短期間でマスーターしてしまう。

その時わざわざ人を雇って、その人がいるところで大きな声で音読をしていたらしい。その人と会話するわけではなく、ただそこに座っていてもらっていたらしい。ネイティブを雇えば作文をチェックしてもらうこともできる。相手がネイティブであればいいのだろう。教えてもらおうなどとは考えていない。ただネイティブにチェックしてもらうことが狙いだ。

どうせネイティブを雇うなら、学習者が直面しそうな問題点などが経験からよくわかっているプロを雇うに越したことはないが、それよりも大切なことは自力でやろうという主体性だ。トルーマンの学習法から学ぶことは多い。



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